2021年9月17日のJPOPランキング

AllJpopRank編集部JPOPランキングコメント

2021年9月17日のJPOP音楽ランキング。今年は夏も短くチャートに新曲も登場。
SKE48「あの頃の君を見つけた」A.B.C-Z「夏と君のうた」UVERworld「来鳥江 / SOUL」など。「来鳥江 / SOUL」は山田孝之と青山テルマのコラボと異色。

先月から引き続きチャートにランクインしている曲はOfficial髭男dism「Cry Baby」優里「ドライフラワー」BTS「Butter」「Permission to Dance」「Dynamite」Ado「踊」藤井 風「きらり」など。YOASOBI「ラブレター」もまだ残る。BTS人気はまだまだ続く。

そんな中、先月AWA、spotifyなどストリーミングチャートに登場したback number「水平線」が、主要チャートにも登場。ビルボードで2位、CDTVで3位と人気。この楽曲「水平線」は本来、コロナ禍の影響で2020年8月のインターハイで使用される予定だったが中止、1年後の2021年8月にようやく陽の目を見ることになった。

男性グループでは先述した通り、BTS人気がチャートを席巻している中、ジャニーズ系ではA.B.C-Z「夏と君のうた」Hey! Say! JUMP「群青ランナウェイ」など。特に注目なのがKAT-TUN「We Just Go Hard feat. AK-69 / EUPHORIA」で、ラッパーで何かと話題のAK-69とのコラボ楽曲。ヒップホップと強めの歌詞に切れ味鋭いダンスが特徴。日テレ「Going!Sports&News」番組テーマソングとしても使用されている。

ジャニーズ系以外では、JO1「STRANGER(REAL)」など。間違われやすいが、JO1はKPOPグループではなく日本のグループ。

女性グループでは、SKE48「あの頃の君を見つけた」HKT48「君とどこかへ行きたい」=LOVE 「ウィークエンドシトロン」DIALOGUE+「透明できれい」など。=LOVE は、指原莉乃プロデュース、代々木アニメーション学院バックアップの声優アイドルグループ。AKB系、坂道系とはまた毛色が異なるジャンルからの参入で注目が集まる。
HMV&BOOKS onlineでは日向坂46と櫻坂46の新曲に予約が入る。

カラオケチャートでは、先月同様、優里「ドライフラワー」の人気が高い。そんな中、Official髭男dism「Cry Baby」back number「水平線」も早速カラオケチャートに入り、年末特番化、定番曲化の可能性が今後出るかもしれない。

JOYSOUND カラオケランキング10位のDa-iCE「CITRUS」はダンス＆ボーカルグループDa-iCEが2020年11月25日に発売した楽曲で、日本テレビ系日曜ドラマ「極主夫道」主題歌。なぜカラオケチャートにランクインしたかは不明。

アニメチャートでは、アニソンサービスANiUTaがリニューアルと不具合のため、大きく変動。ANiUTaのサービスがSpotifyなどプレイリスト中心のサービスへと変貌。悠木碧「ぐだふわエブリデー」SparQlew「Red&White」スフィア「MOON SIGNAL」など、必ずしも新曲がトレンドに入っているとも限らない。ウマ娘、アイマス、ラブライブ系が外れてしまっているため、ランクが落ち着くまではしばらく様子見。
アニメイトではヒプノシスマイク、初音ミクの派生系、Vivid BAD SQUAD、DIG-ROCK、雨宮天など。CDを購入する目的での販売傾向は、アニメイトのランキングが掴みやすい。

SNSバイラル系では、先月からも登場しているMAISONdes「ヨワネハキ feat. 和ぬか, asmi」が上位にランクイン。以外は目立つような楽曲は見当たらない。
その代わりに、LISA (BLACKPINK)「LALISA」、エド・シーラン「Shivers」ジャスティンビーバー「STAY」など洋楽も目立つ。Awesome City Club「勿忘」も長くチャートイン。藤井 風「燃えよ」Ayase「夜撫でるメノウ」にも注目。

オリンピックも終了し、新規の楽曲がグッと増え、少しづつ年末に向けた楽曲がこれから投入されていくと思われる。また、昨年のように、SNSからバズる、もしくは裏でわざとバズらせるように仕向けていくような楽曲が登場するかもしれない。2021年後半、この先チャートに残るような定番曲が生まれるのかチェックしていきたい。