2021年1月18日のJPOPランキング

AllJpopRank編集部JPOPランキングコメント


2021年1月18日の音楽ランキング。
年末年始は紅白、レコード大賞と、2020年の集大成ということもあり、年明けチャートでは、注目を集めたアーティストの楽曲が目立つ。
LiSA、NiziU、Snow Man、嵐、DISH//、SixTONESなどが挙げられるが、特に目立つのはYOASOBIで、1月6日に発売されたEP盤「THE BOOK」に加え、TVアニメ『BEASTARS』第2期のオープニングテーマ「怪物」「夜に駆ける」「アンコール」「ハルカ」と目白押し。
紅白出演をきっかけにプロモーションと才能が一気に開花したような印象を受ける。
同じく「香水」で時の人となった瑛人のアルバム「すっからかん」が、TSUTAYAチャート1位に輝く。
NiziU、櫻坂46、Eveあたりも根強い人気。

昨年よりSNS界隈で火がついた、優里の「ドライフラワー」がCDTVやBillboard Japanのランキングにチャートイン。カラオケでは菅田将暉の「虹」と共に早くも上位にランクインしているほど、SNSとカラオケの連動性が気になる。中でも歌い手、ADOの「うっせえわ」がJOYSOUND カラオケランキングに入るのは、メジャー音楽番組と大きな乖離を感じる。

TSUTAYA、GEOなどCDレンタル系では福山雅治の「AKIRA」、Mr.Childrenの「SOUNDTRACKS」がランクインし、サービス利用年齢層に隔たりが表れているように思う。

SNSでは昨年『春を告げる』で話題になったyamaが本格的にメジャーに進出。TVアニメ『2.43 清陰高校男子バレー部』オープニングテーマ「麻痺」がランクに入る。
LINE MUSICでチャートに入った、Youtubeで活動する佐藤7グラムの「今が思い出になるまで (Fragment) [feat. 春原 染]」が今後伸びてくるか期待。
アニソンでは、ラブライブ、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会がランクをほぼ独占し、根強い人気がある。RAISE A SUILEN、Poppin'PartyなどBanG Dream!系も目立つ。ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-の第二弾も本格化。

そんな中、SPYAIR の「轍~Wadachi~」DOESの「道楽心情」は、2021年1月8日公開の「劇場版 銀魂 THE FINAL」主題歌と挿入歌で、コロナ禍、緊急事態宣言発令の最中、1月8日の公開初日から4日間の累計では、動員約38万4000人、興行収入約5億3100万円を記録するヒットスタートとなっている。
年齢層で利用サービスが分断化されているだけでなく、過去メジャー、特定ジャンル、マイナー作品がチャート上で交錯する流れはさらに加速すると思われる。

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