2020年10月11日のJPOPランキング

AllJpopRank編集部JPOPランキングコメント


TBS系金曜ドラマ『キワドい2人-K2-』主題歌Hey! Say! JUMPのYourSongがオリコン、CDTV、Billboard Japanで一位のほか、BUMP OF CHICKENのアカシアがメンバーの直井が問題を起こした影響は関係なく人気を博している。歌詞検索サービスUta-Netでもランキング7位とカラオケ需要も見込まれている。

そんな中、俳優の北村匠海が率いるバンドDISH//の楽曲、猫の人気が好調を維持。ファーストテイク版のリリースもあり、歌詞ランキングでも一位、カラオケランキングでもJOYSOUNDで4位、カラオケの鉄人で10位と、香水に続き定番曲として期待ができそう。
一方、NiziUのMake you happyは、CD、ネット、配信に関係なく満遍なくランクイン。GEOやTSUTAYAなどCD販売レンタルランキングでは、米津玄師の感電が入ったアルバムSTRAY SHEEP、あいみょんの裸の心が入ったおいしいパスタがあると聞いて、あたりが手堅く全国的に安定した人気になりつつある。

ジャニーズ、LDH、坂道、AKB、ハロプロ、KPOPなど毎週の若く楽曲が発表され、上位ではないものの確実にランクインする中、ラブライブの初ベストアルバム、ラブライブ!サンシャイン!! Aqours CHRONICLE (2015~2017)やTHE IDOLM@STERシリーズ15周年記念曲「なんどでも笑おう」など、二次元アイドル系の集大成となるような楽曲がランキングに入り、そろそろブームの下火の兆しも見えてきているような雰囲気を感じる。

しかしながらアニメ系チャートでは、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の無敵級*ビリーバー、定番曲のお願いマッスルやonly my railgunは安定。すとぷりの3枚目フルアルバムStrawberry Princeがアニメイトにランクインするなど、JPOPとは棲み分けられた人気は続く。

SNSバイラル系は前回取り上げた、オレンジスパイニクラブのキンモクセイのほか、おさるのうた、のセイカツ、川崎 鷹也の魔法の絨毯がランクインしているが、ほとんどが2〜3ヶ月単位で忘れ去られるため注目していきたい。

また、今回の更新より、Youtube Musicに統合されたGooglePlaymusicとJAPAN COUNTDOWN シングルチャートランキングの掲載は終了。特にJAPAN COUNTDOWNは1998年10月3日から続いていた超老舗音楽番組で、22年間の歴史に幕を閉じるのが、細分化され混沌とした音楽業界を象徴しているのかもしれない。ナビゲーターの鮎貝健の軽快なトークがもう聞けないのは残念。

意外かもしれませんが、Apple Musicは邦楽が充実!Spotifyよりも多いラインナップで6,000万曲が90日間も無料。しかも学割プランなら480円。「キャッシュ保存」機能でオフラインでも再生できるのがイイ。iPhoneほかApple製品との親和性が高いので、JPOPランキングが気になるiPhoneユーザーにオススメです。

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