2021.5.26 WED RELEASE

11th Single
(Double A-side)

愛を知るまでは/桜が降る夜は

RELEASE

11th Single (Double A-side)

愛を知るまでは/桜が降る夜は

2021.5.26 WED RELEASE

¥1,320(税込) / WPCL-13292

  • 愛を知るまでは (日本テレビ系土曜ドラマ「コントが始まる」主題歌)
  • 桜が降る夜は (ABEMA「恋とオオカミには騙されない」主題歌)
  • ミニスカートとハイライト
  • 愛を知るまでは (Instrumental)
  • 桜が降る夜は (Instrumental)

先着購入者特典

  • 各店舗

    「愛を知るまでは/桜が降る夜は オリジナルクリアファイル(A5サイズ)」

  • Amazon.co.jp

    メガジャケ(240mm×240mm)

  • AIMYON
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    「愛を知るまでは/桜が降る夜は オリジナルクリアファイル(A5サイズ)」
    +限定ステッカー付

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先行配信

配信&CDリンク

「AIMYON 弾き語り TOUR 2021 "傷と悪魔と恋をした!"」
ツアー会場予約/購入特典

愛を知るまでは/桜が降る夜は
オリジナルアートポスター(B3サイズ)

MUSIC VIDEO

愛を知るまでは
【OFFICIAL MUSIC VIDEO】

  • あいみょんコメント

    このめっちゃ綺麗な青い空やカラフルな風も、今を生きてなければ見られなかった景色だと思うと、自分が導いた道はきっと間違いではなかったような気がします。
    自分が書き出した音楽に、こんな最高な景色が付いてくるなんて。
    これからだって楽しみになる。
    だからまだこれからも死ねない!

  • 小林光大監督コメント

    船出の際に使用されるテープが全編を覆います。
    色々な感情を伴って歌うあいみょんを見てください。

愛を知るまでは
【very short movie】

OFFICIAL INTERVIEW

恋愛ソングではなくラブソング
大切にしているものへの「愛」を歌うニューシングル『愛を知るまでは』

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あいみょんのニューシングル『愛を知るまでは / 桜が降る夜は』は、通算11作目にして初の両A面。2月に先行配信されたABEMA「恋とオオカミには騙されない」の主題歌“桜が降る夜は”と、日本テレビ系土曜ドラマ「コントが始まる」の主題歌“愛を知るまでは”は、どちらも書き下ろしではなく、膨大なストックの中から「今、歌いたい曲」としてピックアップされ、命が吹きこまれた楽曲だ(“桜が降る夜は”のインタビューはこちら)。

同世代のすごい役者さんが勢揃いしているドラマの監督さんから声をかけていただいて、最初は1コーラスずつ、7曲くらい書き下ろしたんです。もちろん、その中にもいい曲はあったんですけど、“愛を知るまでは”のデモを聴き返したときに、「この曲かも!」みたいな気持ちになったんですよね。

ドラマには「人生、こんなはずじゃなかった」みたいなテーマがあって、同世代の人たちがもがいていく物語なのであれば、ドラマに寄り添うというより、私も同じ20代後半の人間として、私の人生を歌う曲を渡した方がいい気がしたんです。もともと2017年に書いた曲なんですけど、歌詞を見るとだいぶもがいていて、あの頃にしか書けなかった音楽に対するもどかしい気持ちがすごく感じられたので、この曲なんじゃないかなって。

あいみょんがメジャーデビューをしたのは2016年11月。『生きていたんだよな』、『愛を伝えたいだとか』、『君はロックを聴かない』という3枚のシングルを立て続けに発表し、2017年9月にリリースされたファーストアルバム『青春のエキサイトメント』が話題を呼んだが、あいみょんはメジャー1年目を「めっちゃしんどかった」と振り返る。

最近のアーティストの売れ方って、SNSとかで火が点いて、曲がバーンって一気に売れるけど、私がデビューした頃はまだTikTokもなかったし、曲単位で急に売れることってあんまりなかったと思うんです。当時はまだ地道にライブをやらなきゃいけなかったけど、私はそれまでそんなにライブをやってきてなかったから、ライブ経験は浅かったし、いっぱい荷物を運んだりとか、そういうのもしんどくて。

あと2017年に『君はロックを聴かない』を出して、あの曲は自分の中で超絶自信があったんですよ。でも自分が思い描いていた聴かれ方はしなかったというか、それがだいぶショックやったかもしれない。「マジかー」って(笑)。自信が大きかったからこそ、逆にやられちゃった感じがあって、メジャー1年目はめっちゃしんどかったです。

思ったような結果がなかなか出ず、曲を書き続ける中で生まれた“愛を知るまでは”。〈いざ、手のなる方へと 導いたのは 誰でもない自分自身なのに 自信がないよ 笑っちゃうな〉という歌い出しに当時の心境を滲ませつつ、それでも〈愛を知るまでは死ねない私なのだ! 導かれた運命辿って 今日も明日も生きて行こう〉と、自分の人生を歌い上げてみせる。

恋愛ソングとラブソングは別やと思ってて、“裸の心”とか“桜が降る夜は”は恋愛ソングやと思うんですけど、“愛を知るまでは”はラブソングやと思ってるんです。私にとってこの曲は「音楽からの愛が欲しかった」っていう曲なので、ラブソングっていう認識なんですよね。当時はしんどかったけど、今と同じように応援してくれる人がいたし、愛を知らなかったわけではないし、愛されてないとも思ってなかったんですよ。

それなのに〈愛を知るまでは死ねない私なのだ!〉って書いてるのは、音楽というものから愛されてる自覚がなかったのかなって。「愛」って言葉を使っちゃうと、どうしても恋愛の方を考えちゃうけど、でもそういう愛だけじゃないじゃないですか? 『コントが始まる』の主人公たちはお笑いに対する愛を持ってるし、私は音楽に対する愛を持ってる。聴き方は自由やけど、その人が大切にしているものに置き換えて聴いてもらえたらなって。

「こんなはずじゃなかった」と感じていた音楽人生はその後すぐに好転し、それからの快進撃は誰もが知るところ。“君はロックを聴かない”はライブにおけるハイライトを作り出す曲となり、現在は本人も出演する「淡麗グリーンラベル」のCMソングとして再び脚光を浴びている。では、2021年のあいみょんは“愛を知るまでは”の歌詞をどのように受け止めているのだろうか?

〈交わることのない誰かと巡り合い 無限に広がる雲に乗って 見たことのない虹を見たい〉とも歌ってますけど、今は昔だったら交わることのなかったたくさんの人と出会って、いろんな活動をさせてもらって、見たことのない景色も見れたから、ここで歌ったことが叶ってはいるんですよね。でも、人間はないものねだりを続けるもので、何かが叶ったら叶ったで、今度はまた別の葛藤が生まれて、それはずっと続くと思います。ストックしてある曲の中には、今の私が歌うと違和感を感じる曲もあるけど、“愛を知るまでは”は今歌っても違和感がなくて、むしろ「今、歌いたい」と思いました。

メジャー1年目とは見える風景こそ変化したものの、あいみょんは“愛を知るまでは”で今も変わることのない「音楽愛」を歌う。田中ユウスケによる無駄をそぎ落としたアレンジ、20代前半のがむしゃらな歌唱とは異なる、26歳になった今だからこそのたくましさを感じさせる歌唱によって、言葉の力がストレートに、深みを持って伝わってくる。

最初に田中さんとアレンジについて話して、王道で行くか、ちょっと遊ぶか、すっごい悩んだんですよ。“桜が降る夜は”は王道だったし、「ちょっと変なことしてみようかな?」とも思ったけど、話し合った結果、「いや、やっぱりこの曲は王道で行った方が絶対いい」ってなって、それでアレンジを進めて行きました。今までもずっと歌詞を聴いてほしいと思ってたけど、今回は特に歌詞がメインなので、アレンジ的には引き算をしまくっていて、このシンプルな方向性でまとまったのは田中さん流石やなって。

一方、3曲目に収録されている“ミニスカートとハイライト”は、初顔合わせとなる4人組バンド・ミツメの川辺素がサウンドプロデュースを手掛け、録音にはミツメのメンバーが参加し、アレンジも担当している。DIYな活動姿勢でも知られ、インディーズシーンを中心に多くのファンを獲得しているミツメとあいみょんは「スピッツのファン」という共通項もある。

川辺さんはもともと誰かをプロデュースしてみたいと思ってたらしくて、たまたま近しい共通の知り合いもいたので、ディレクターから「川辺くん、どう?」って提案してもらって。初めてのプロデュースで、緊張されてましたけど、川辺さんは小学校か中学校の卒業文集に「プロデューサーになりたい」って書いてたらしくて、「夢を叶えてくれた人です」って言われました(笑)。

他の誰にもできない、ミツメ感のあるアレンジになったから、レコーディングでも「コーラスやってくれへんかな?」と思ったり。みんな意外な組み合わせやと思うと思うんですけど、面白い曲になりました。

ミツメらしいミニマルなアレンジで歌われるのは、「俺」目線の恋愛ソング。3分弱というコンパクトな仕上がりながら、「ミニスカート」と「ハイライト」という一見ミスマッチな単語を組み合わせることで、「俺」が憧れる女性像を聴き手に想像させる歌詞が秀逸だ。

一人称が「俺」なのはインディーズ時代に出した“ほろ酔い”以来で、めっちゃひさしぶりです。この曲は去年短い曲をめちゃめちゃ作ったタームがあって、そのときに書いたんですけど、それもスピッツの影響なんですよ。マサムネさんと一緒にインタビューをさせてもらったときに、「長い曲を作るのが苦手で、短い曲を作る」って言ってて、確かにスピッツの曲は短くて、大サビがなかったり、何ならBメロもなかったりするんですよね。でも歌詞にはちゃんと濃さがあって、私もそういう曲が作ってみたいなって。

もともと「君を愛してる」みたいな直接的な言葉は使わずに、それをギュッと少ない文字数にして書いてるつもりなんですけど、それでも5分とかになっちゃうから、さらに言葉を厳選して、「5分の曲と2分の曲で、言ってることは同じ」みたいにできひんかなって。ただ、短くすると物語は作りにくいから、パンチのある言葉が必要だと思って、「ミニスカートとハイライト」が出てきたときに、このタイトルなら短くできると思ったんです。

現在のあいみょんは初めての弾き語りツアー「AIMYON弾き語りTOUR 2021“傷と悪魔と恋をした!”」を開催中。初日の東京・日比谷野外大音楽堂での公演が緊急事態宣言の発令に伴い中止になるなど、まだまだ先の見えない日々が続くが、あいみょんはその歌声を北海道から沖縄まで、全国に届けに行く。

毎回弾き語りのときはそのライブやツアータイトルの曲を作っていて、去年もツアー自体は中止になっちゃったけど、“風とリボン”という曲は作っていて。その曲はコロナになる前に作ったけど、たまたま〈その先にある闇も病も 一緒に倒しちゃえたらな〉っていう歌詞だったんです。なので、今回もその歌詞からツアータイトルを取ろうと思って、〈これから待っている傷と悪魔と 一緒に恋ができたら〉という箇所を使って、「去年は闇と病と傷と悪魔のせいでツアーが開催できなかったけど、今回は傷と悪魔と恋をして、ツアーが開催できる」みたいなイメージでタイトルをつけました。

弾き語りのツアーは初めてで、初めてのことはどんなときでもドキドキしますし、バンドメンバー任せにしていた自分の危うい部分が見えちゃう怖さもあるんですけど、とはいえ弾き語りは10代からやってきたことでもあるので、あんまり気張らずにやりたいなって。みんなも無理に立ちあがらなくてもいいし、なんなら寝ちゃってもいいと思ってます(笑)。みんなずっと家にいてしんどいやろうから、ホンマそれくらいの気持ちで来て、ゆっくり聴いてもらえたらいいなって。

インタビュー&テキスト / 金子厚武

THEME

  • 愛を知るまでは

    日本テレビ系 土曜ドラマ
    「コントが始まる」主題歌

    出演:菅田将暉、有村架純、仲野太賀、古川琴音、神木隆之介

    公式サイト

  • 桜が降る夜は

    ABEMA
    「恋とオオカミには騙されない」主題歌

    公式サイト

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